HOME > 「お笑い」の発祥の地 > 歌舞伎 Part-2
歌舞伎 Part-2
さらに、役者の所作や衣装、化粧にこめられた意味合いや記号性を少しづつ覚えていくと、歌舞伎の面白さがどんどん増してくる。上手・下手、花道といった舞台の位置づけなども歌舞伎の教養として重要なので、知っておくと良い。
大阪松竹座
大阪で歌舞伎を楽しめるのは、ミナミを代表する格調高い文化の発信地、「大阪松竹座」だ。歌舞伎のほかにミュージカルやコンサート、新喜劇も開かれている。ネオ・ルネッサンス様式の、壮麗な劇場でゆっくり伝統芸能に触れてみよう。
文楽 Part-1
人間の情を写実的に表現する大阪生まれの人形芝居、文楽。義太夫節を語る太夫、三味線弾き、人形遣いの三業から成り立っている。歌舞伎や能に比べて親しみやすいと言われており、古典芸能の初心者におすすめ。
実力主義の世界
文楽の世界では世襲制や家柄制度が無くで営まれている。個人の芸の力によって観客の支持を得て来た歴史があり、敷居が低いといわれるのもその辺りが大きい。おおきなポイントとなる「三業」について触れておこう。